クリエイティブメニュー別配信は「興味レベル」でクリエイティブを出し分ける
クリエイティブメニュー別配信の概要
クリエイティブメニュー別配信とはフリークエンシーごとにクリエイティブを出しわけるシーケンス配信と似たようなもので、ノンターゲティング・オーディエンス・リターゲティングでクリエイティブを出し分ける配信手法です。興味レベルでユーザーをセグメントできることが特徴で、かつ使いやすさという点でシーケンス配信よりもこちらをよく使用しています。
まずは図でシーケンス配信とクリエイティブメニュー別配信の特徴について解説します。
シーケンス配信との比較
シーケンス配信は1人のターゲットの「需要を喚起する」ことを目的として、クリエイティブによる段階的な訴求の切り替えができることが特徴です。例えば、Aというユーザーのフリークエンシーに応じてクリエイティブA→B→Cと訴求内容を切り替えて広告を表示させることができます。
ただしこれは興味レベルでユーザーをセグメントしているわけではなく、あくまでフリークエンシーを判断材料にこちらで用意したシナリオにユーザーを当てはめているだけなのでこの点は注意が必要です。
クリエイティブメニュー別配信はNT、AT、RT対象者などに対して、その対象が興味レベルで分かれていると仮定してクリエイティブを出し分けます。実際のユーザーの行動が判断材料になっているので、この仮定の精度が高いです。興味レベルでセグメントしているのでクリエイティブの選定が行いやすいことが特徴で、ATではそのユーザー属性にあったクリエイティブを用意することが必要です。
クリエイティブメニュー別配信×シーケンス配信
著者はここまでやるつもりは今のところありませんが、こういう風に「配信メニュー」に「フリークエンシー」を組み合わせてクリエイティブを出し分けることもできます。